※この記事はネタ記事です。たま🐸のユーモアと冗談がわかる人のみお読みください。
一度沖縄へ来ただけで体験できる人もいれば、何度沖縄へ来ても体験できない人もいる奇跡の体験。それが
「かめーかめー攻撃」
あなたは体験したことがありますか?
沖縄県民のたま🐸は幼少期に体験済みです。
あなたもこの攻撃を受けたことがあれば、立派な沖縄県民です。おめでとうございます。
受けたことのないそこのあなた、この記事を最後まで読みましょう。
この記事では「かめーかめー攻撃」を受けて沖縄県民になるために、「かめーかめー攻撃」とは何か、「かめーかめー攻撃」を受けるために準備すること、「かめーかめー攻撃」を受けるときの注意点、「かめーかめー攻撃」をマネするときに絶対やってはいけないことを徹底解説していきます。

「かめーかめー攻撃」とは?
「かめーかめー攻撃」とは、年配の方(特に女性が多い)がもてなしの意味を込めて、食事やお菓子を怒涛の勢いですすめてくることをさします。(たまずぶろぐ調べ)
「かめーかめー攻撃」では波状攻撃が展開され、その攻撃を完全に受けきることは不可能です。
一説によると、「戦時中や物がなかった時代を生きた経験から、若い人たちにはひもじい思いをしてほしくない」という気持ちから「かめーかめー攻撃」を行っていると言われています。この理由を知っていると、なんだか断るのが申し訳なく感じてしまうため、「かめーかめー攻撃」は防御不可に(断りづらく)なっています。
一度は体験してほしい攻撃
SNSを使って、これまでに「かめーかめー攻撃」を受けたことがあるかアンケートをとりました。
アンケートのご協力をお願いします。
— たま🐸毎朝4時から朝活作業スペースやってます (@hihi334455) March 18, 2023
あなたは「かめーかめー攻撃」をうけたことがありますか?
全体の60%がその存在すら知らず、「受けたことがない」という人たちとあわせると76.8%もの人たちが「かめーかめー攻撃」を受けたことがありませんでした。
まさに「かめーかめー攻撃」は奇跡の体験といえるでしょう。

「かめーかめー攻撃」を受けるために準備すること
ここからは、「かめーかめー攻撃」を受けるために準備することをご紹介します。
沖縄へ来る(おばぁと知り合う)
まず初めに準備することとしては、「沖縄へ来て」おばぁと知り合ってください。
県外でも、沖縄出身のおばぁと知り合うことができれば「かめーかめー攻撃」を受けることはできるかもしれませんが、確率を少しでもあげるために、沖縄へ来ましょう。
沖縄県の平均寿命は女性が「87.88歳」、高齢者人口は33万ですのでたやすく「沖縄のおばぁ」と巡り合うことができるはずです。
ここで「おばぁ」の友人をつくることができるマダムキラーな方は、もう「かめーかめー攻撃」をくらったも同然です。おめでとうございます。
なかなか「おばぁ」の友人をつくることができないという方は、次の対処法です。
沖縄の友人をつくる
次に沖縄出身の友人をつくりましょう。できれば「おばぁ」と一緒に暮らしている人が望ましいでしょう。
なぜ「おばぁ」と一緒に暮らしている人がいいかというと、その友人の家にお邪魔して「かめーかめー攻撃」を受けるためです。
「おばぁ」にとって、かわいい孫の友人は孫同然です。うまく気に入ってもらうことができれば、「かめーかめー攻撃」もすぐそこです。
友人と仲良くなる
沖縄には「清明(シーミー)」や「旧盆」など親戚一同が集まって食事をする機会が多くあります。そこへ招かれるように友人と仲良くなりましょう。
「県外出身者だから沖縄の文化を体験したい」とでも言えば、快く招いてくれるはずです。
親戚中で集まる機会になるお祝いにどんなものがあるかは、この記事で紹介しています。


「かめーかめー攻撃」を受けるときの注意点
さて、無事に「かめーかめー攻撃」受けられた場合に失態をおかさないようにここで注意点を確認しましょう。
笑顔で応対する
「かめーかめー攻撃」は100%善意です。こちらを困らせてやろうなどとは少しも思っていません。
嫌いな食べ物が出てきたり、お腹いっぱいだったり、耳が遠いフリをされたりしたとしても笑顔で応対しましょう。
会話を楽しむ
攻撃を受けている間は、無言でいられるはずがありません。
「おばぁ」との会話を楽しみましょう。
「おばぁ」は若いころの恋の話や、沖縄戦の話など幅広いジャンルに対応可能です。そして「おばぁ」独特のウィットに富んだ表現もぜひ味わってください。
沖縄の「おばぁ」がどのような感性を持っているか知る一つの手がかりとして、こちらもどうぞ。
続・沖縄オバァ烈伝 オバァの喝! 単行本 – 2001/3/1
おみやげは必ず受け取る
出されたものをすべて食べ終えたからといって安心してはいけません。無事に家に帰るまでが遠足です。
帰り際にたくさんのお菓子や飲み物、果物を渡されることでしょう。これも「かめーかめー攻撃」の一部です。
「こんなにたくさんもらっても食べられない」とか「腐らせてしまう」とかそういうことを考えてはいけません。重たくても食べきれなくてもありがたくいただきましょう。
「かめーかめー攻撃」をマネするときに絶対やってはいけないこと
無事に「かめーかめー攻撃」を受けきって帰ったあとに、沖縄のおばぁに憧れて「かめーかめー攻撃」をマネしようという気持ちになるかもしれません。
しかし、そこで絶対にやってはいけないことがあります。
それは、言葉づかいです。
実はこの「かめーかめー」というのは、標準語になおすと「食え食え」となります。
おばぁから「食え食え」と言われていることになりますが、このような強い言葉は目上の人から目下の人にのみ許されるものです。
つまり私たちのような若輩者が「おばぁ」に対して「かめーかめー」と言うのは失礼にあたります。
もしも「おばぁ」のような目上の人に何かを食べてもらいたいときには、「うさがみそーれ(召し上がれ)」と言いましょう。

まとめ
この記事では、沖縄の年配の方(特に女性が多い)がもてなしの意味を込めて、食事やお菓子を怒涛の勢いですすめてくる「かめーかめー攻撃」について解説しました。
「かめーかめー攻撃」を受けるために準備することは、
・沖縄に来る
・沖縄出身の友人をつくる
・その友人の家に招かれるぐらい仲良くなる
でした。
「かめーかめー攻撃」を受けるときの注意点は
・笑顔で対応する
・会話を楽しむ
・おみやげは必ず受け取る
の3つです。
最後に「かめーかめー攻撃」をマネするときに絶対やってはいけないことは、
・「かめーかめー」は「食え食え」なので、目上の人には使ってはいけない
ということでした。
いかがでしたでしょうか。
「かめーかめー攻撃」は沖縄が誇る文化の一つといえます。その素晴らしい文化を体感できる方が一人でも多くいることを願っています。
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