どうも!たまです!
「将来無くなる仕事がある」って聞いたことがありますか?
2014年、英オックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン准教授らの論文で、「20年後までに人類の仕事の約50%が人工知能ないしは機械によって代替され消滅する」と発表されました。
この記事では黒田悠介さんの『ライフピボット 縦横無尽に未来を描く 人生100年時代の転身術』をご紹介しながら、将来無くなる仕事があるとわかっているからこそ、今できることは何かを考えていきます。
この記事を読んでほしい人
将来無くなる仕事がある⁉今からできること。(結論)
将来無くなる仕事があるという予想が一般的になっている今、できることは何かというと、本書のタイトルにもなっている
「ライフピボット」
の考えを取り入れ、行動していくということです。

「ライフピボット」とは
「ライフピボット」とは、
過去の経験による蓄積を足場にして、着実に新しいキャリアへと一歩踏み出す考え方
のこと
様々な経験を蓄積していき、その蓄積された経験を置いている足場を軸に、もう一方の足を新しいキャリアへと進めるということです。「ピボット」は「方向転換」「路線変更」の意味を持ちます。

「(経験の)蓄積」+「偶然」=「転換(ライフピボット)」
(経験の)蓄積
ライフピボットに必要な「蓄積」は次の3つです。
①価値を提供できるスキルセット
スキルセットの分類
・テクニカルスキル
業務遂行能力。課題に対してどういった解決ができるか。プログラミング、ライティングなど普段「スキル」という時に指すスキルのこと。
・ヒューマンスキル
「対人」のスキル。仕事で接する他者とよい関係を築いたり、スムーズにコミュニケーションしたりする能力のこと。「ヒアリング」「リーダーシップ」「ファシリテーション」など。
・コンセプチュアルスキル
物事を抽象化したり多面的に見たり、論理的に考えたり発想を飛躍させたりする、概念化能力のこと。他のスキルとセットで発揮されることが多い。
例:論理的な文章を書く際に、ライティング能力と「ロジカルシンキング(論理的思考)」のコンセプチュアルスキルが発揮される。
②広く多様な人的ネットワーク
新しい情報や機会をもたらしてくれる相手との関係をさす。その関係を築くためには、信用できる相手であることと、信頼関係が成り立っている必要がある。現在や過去のキャリアで一緒に仕事をしてきた人たちに限らず、職場以外のコミュニティでの出会いも人的ネットワークに含まれる。
③経験によるリアルな自己理解
過去の経験から自分の感情と思考を観察し、自分がどんなことに魅力を感じるのか、感じないのか。どんなことを大事にしているのか、大事にしていないのかといった嗜好性や価値観を理解する(自己理解)こと。
この理解が進まないと、やりがいを感じない仕事や好きではないことを仕事にしてしまうことになる。

偶然
スタンフォード大学の研究によると個人のキャリアの8割は予想もしない偶然によって決定されるそうです。
会社員を例に考えると、どういった部署に所属し、どういった上司と働くことになるのかは、多くの場合自分の意志とは関係なく決まるはずです。
だからといって、「偶然に身を任せればよい」ということではなく、偶然は計画的に味方につけることができます。
偶然を計画的に味方につけるための5つのポイントを紹介します。
これら5つによって計画的にポジティブな偶然性が引き寄せられます。5つの行動特性を発揮して経験の蓄積だけでなく、偶然も味方につけたいものです。
まとめ
変化が激しく、未来が予測不可能な現代で将来を不安がってばかりいても何も始まりません。
今自分にできることを今全力で取り組むことで未来は明るくなるはずです。
その行動するときの道しるべとして、「ライフピボット」の考え方をぜひ取り入れてください。
「ライフピボット」の書籍のなかでは、ライフピボットを実際に体験してみたり、経験の蓄積のための具体的なアクションプランなどが紹介されています。ぜひお手にとってお読みください。では!
また、こちらの記事もおすすめです。

コメント