\\この記事がおススメなのはこんな人//
1.おすすめの国語辞典が知りたい人
2.どの国語辞典を買えばよいかわからない人
3.学校でおすすめされた国語辞典を買おうとしている人
どんな国語辞典を買えばよいか困っていませんか?
ざっと調べただけで10種類以上あってどれを選べばいいか迷ってしまいますよね。
私も教員をはじめたばかりのころは「どの辞書でも同じでしょ?」と思っていました。
でも、辞書にたくさんタイプがあるように子どもたちにもいろんなタイプがいて、年齢やその子にあった辞書があることを経験で知りました。
辞書を持つには持っているのですが、全然使っていない、使えていない子どもたちもたくさん見てきたので、この記事を読んでくれているあなたには、そんな経験をしてほしくないです。
辞書は、
年齢別に
・小学校低学年向けの辞書・・・キャラクターものでも、興味を持って使ってくれるもの
・小学校高学年向けの辞書・・・中学生向けのやさしいもの
・中学生向けの辞書・・・中学生向けのむずかしいもの
子どものタイプ別に
・勉強が好きな子向け・・・大人向けの一般的な国語辞典でOK
・勉強が嫌いな子向け・・・見やすさ、おもしろさを重視した国語辞典
といった年齢や子どものタイプ別に適した国語辞典があります。
この記事では子どもの年齢別・タイプ別に国語辞典をおすすめするご紹介します。
のちほど説明しますが、電子辞書はおすすめしません。
\\それでもやっぱり電子辞書でしょという方はコチラ//
電子辞書はおすすめしない

いきなりですが電子辞書はおすすめしません。多機能すぎるからです。
多機能だといろいろなことを調べられていいじゃないかという声が聞こえてきそうですが、小中学生にはその多機能があだとなるのです。
機能の例を挙げると辞書以外に、各種検定の問題集、ガイド本、発音トレーニング、熟語/漢字パズルがあります。
これらは学習には必要なものかもしれませんが、学校の授業に必要かと言われた場合はどうでしょうか。
授業中に他の機能があった場合、ついついその機能を使ってしまって授業への集中力がそがれてしまい、授業に遅れてしまいます。
学校の授業に使うことに限定すれば、電子辞書は不要です。
もしも電子辞書を使わせるなら、多機能をわきまえて使えるようになる中学校3年生ぐらいからがベストです。
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中学生なのに高校生向けの電子辞書?と思うかもしれませんが、電子辞書は受験から高校生~大学生にかけての使用頻度が一番高くなります。
中学生だからといって中学生用のものを買ってしまうと、その後の長い期間に物足りなさを感じてしまいさらに買い替え、ということになってしまいます。
決して安い買い物ではないですので、一番使う時期にあわせて購入すると後悔がありませんよ。
小学校低学年向けの国語辞典

小学校低学年の子どもには、文字が大きく、カラーイラストの入っている辞書を選びましょう。一番大切なのは、子どもが興味を持ってくれるかどうかです。
小学校低学年では国語辞典を使っている子は少ないはずですし、使っている子もまだ国語辞典を使いなれていません。
だからこそ、「国語辞典って楽しい、国語辞典を使いたい」と思ってもらうことを一番にしましょう。
子どもは楽しいものは自分から使っていくはずです。
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おすすめポイント
・カラー図版が大きく、見やすい
・コラムが豊富
・ドラえもんのイラストがふんだんに使われていて、読み物としても良い。
おすすめポイント
・カラー写真、図版でわかりやすい。
・購入特典(名探偵コナン特別小冊子)が良い
・学年別漢字表がついている。
小学校高学年向けの国語辞典

小学校高学年向けの国語辞典は、できれば子どもと相談して決めるといいでしょう。自立心が芽生えてくる時期にある子もいるので、親に与えられたものではなく、「自分で選んだ」という特別な一冊を買い与えたいところです。
子どもが選ぶことがむずかしければ、引きやすい辞書で、文字は大きすぎないものを選びましょう。
周囲には辞書を使いこなしている子がいるなか、「使い方(引き方)がわからない」とはいいづらいものです。できれば「引き方の手引き」などがついている辞書をセレクトしてあげましょう。
文字の大きさが大きすぎると幼い印象を与えてしまうので、文字が大きすぎないものを選ぶと良いです。
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おすすめポイント
・わかりやすい図版+説明文
・収録語が多い(43,300語)
・「まんがでわかる国語辞典の使い方」が特典でついてくる。
おすすめポイント
・写真、イラストが豊富
・国語以外の言葉も収録
・見やすいフォントと、引きやすい紙面
中学生向けの国語辞典

中学校に上がる段階で買い替えをおすすめします。その理由は、小学校に比べて扱う言葉の数が増え、小学生用の辞書には載っていない言葉が出てくるからです。
また中学生向けの辞書からは、見た目が大人の辞書と近いものが多くなります。大人への気持ちの切り替えにもなりますので、見た目が大人っぽいものを選びましょう。
\\中学生におすすめの国語辞典はコチラ//
おすすめポイント
・教科書を独自に調査して6万語を収録
・UD(ユニバーサルデザイン)フォントを採用
・独自の誤用注意情報。
おすすめポイント
・全面改訂された
・収録項目約84000
・言葉の由来や区別がわかる「豆知識」を収録
小学生|勉強が好きな子向けの国語辞典

できればお子さんに選ばせましょう。無理ならば内容が中学生向けのもので、見た目がカワイイものを。
勉強が好きな子は知識が増えることに喜びを感じます。だからこそ、内容はしっかりしたものを選びましょう。
子どもっぽいものや友だちと同じものよりは、一つ上の難しめのものを選んであげて、自尊心くすぐると効果的です。
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おすすめポイント
・内容は中学生向けのものと同じで、見た目がカワイイ
・教科書を独自に調査して6万語を収録
・UD(ユニバーサルデザイン)フォントを採用
・独自の誤用注意情報。
おすすめポイント
・50,000語を収録
・時事用語、IT用語も追加
・コラムが充実している
小学生|勉強が苦手・嫌いな子向けの国語辞典

勉強が苦手・嫌いな子には、まずは使ってもらうことを目標にしましょう。
使ってもらうために、本人が好きなカラーイラストがデザインされているものや文字の大きなものを選ぶとよいでしょう。
好きなイラストがわからない場合は、図書館から借りてくる本に注目。歴史マンガや科学マンガを借りていたらそれがヒントになります。
\\小学生で勉強が苦手・嫌いな子におすすめの国語辞典はコチラ//
おすすめポイント
・カラー図版が大きく、見やすい
・コラムが豊富
・ドラえもんのイラストがふんだんに使われていて、読み物としても良い。
おすすめポイント
・「ことばのテーブル」で使い方の練習になる。
・オールカラー、イラストや写真が多い。
・読みやすさを重視した構成
まとめ

辞書は、
年齢別に
・小学校低学年向けの辞書・・・キャラクターものでも、興味を持って使ってくれるもの
・小学校高学年向けの辞書・・・中学生向けのやさしいもの
・中学生向けの辞書・・・中学生向けのむずかしいもの
子どものタイプ別に
・勉強が好きな子向け・・・大人向けの一般的な国語辞典でOK
・勉強が嫌いな子向け・・・見やすさ、おもしろさを重視した国語辞典
といった年齢や子どものタイプ別に適した国語辞典があります。
ですが、一番大切なことはお子さんに合った国語辞典を選ぶことです。
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