16時間断食ダイエットが流行っていますね。
「1日3食きちんと食べましょう」という意見があったり、「朝食を抜くのはダイエットに効果的だ」という意見があったりして、どうすればいいのか困っていませんか?
私も以前、16時間断食を3か月実施して5kg痩せたことがあります。
しかし、朝食を抜くことには多くのデメリットがありました。
この記事では朝食を抜くことのデメリットを解説します。最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
忙しくて食事を準備する時間がない方にはこの記事もおすすめです。
朝食を抜くデメリット7つ
デメリット1.集中力・記憶力の低下
朝食を抜くデメリットとして最も気になるのが、集中力や記憶力に与える影響です。
朝食は1日の生活リズムを左右するため、朝食を抜いた人は眠くなるのが早いだけでなく、集中力や記憶力が著しく低下してしまいます。
特に受験生の場合、勉強をはかどらせるために朝食を抜くと、かえって害になることがあります。
デメリット2:血糖値の急激な変動が起こりやすくなる
朝食を抜くと、血糖値が急激に変動しやすくなり、不機嫌になるだけでなく、集中力が低下する原因になることがあります。
体内の血糖値が下がりすぎると、脳は覚醒度を維持するために即時のエネルギー源を必要とし、エネルギーが供給されないと、精神的パフォーマンスと集中力も低下してしまいます。

デメリット3:自律神経が乱れやすい
自律神経は、心臓や腸などの内臓器官をコントロールする役割を担っています。
不規則な食生活、特に食事を抜くと自律神経が乱れやすくなり、疲れやすくなったり、消化が悪くなったり、免疫力が低下したりと、体にいくつもの不調をきたす可能性があります。
デメリット4:筋肉量の減少
朝食を抜くと、筋肉量の減少につながる可能性があります。
食事を抜くと、体内で分泌されるストレスホルモンであるコルチゾールが増加します。コルチゾールレベルが高くなると、筋肉量が減少し始め、脂肪が増加します。
ダイエットには代謝をあげるために筋肉をつけることが大切と言われていますので、筋肉量の減少は大変な問題でしょう。

デメリット5:健康上のリスク
研究によると、朝食を抜く人は、肥満、糖尿病、高コレステロール、心臓病など、さまざまな健康状態になるリスクが高いそうです。
また、体の主なエネルギー源である炭水化物を適切な量摂取できないことです。炭水化物がないと体がだるくなったり、疲労が蓄積したりします。
デメリット6:全体的な摂取カロリーが増える
全体的な摂取カロリーが増える可能性があります。
朝食を抜くと、体に十分なエネルギーが供給されないため、1日中お腹が空いた状態になります。
このため、多くの人が一日の終わりに食べ過ぎたり、高カロリーのスナック菓子に手を出したりすることになります。

デメリット7:栄養摂取量が減少する
バランスのとれた食事は3食でとることが推奨されています。
しかし朝食を抜いてしまうと、1日の栄養素を昼食と夕食の2食でとらなければいけなくなります。
そうなると健康維持に必要なビタミン、ミネラル、抗酸化物質が十分に摂取できない可能性があります。
朝食抜きの生活で気をつけたいポイント
1.起床後は、水や果物で栄養補給を意識する。
朝食を抜くと、体に十分な栄養が行き届かなくなります。
ですから、朝起きたら水を飲んだり、フルーツを食べたりして水分やビタミンやミネラルを補給することが大切です。
どうしても朝食が食べられない人は、コップ1杯の水と1皿の果物を取り入れることで、朝食抜きの栄養不足の対策になります。
2.成長期の子どもは、朝食を抜かない方がよい
子どもはまだ成長期なので、適切な栄養を摂らないと、発育や健康に問題が生じる可能性があります。
朝食を抜くと成長が阻害され、認知機能の発達が悪くなり、骨が弱くなる可能性があります。
したがって、子どもは朝食を抜くべきではありません。

まとめ
朝食を抜くと、集中力や記憶力が低下する、血糖値が急激に変動して自律神経が乱れやすくなる、筋肉量が低下するなどの影響があります。
朝食は健康的でバランスのとれた食生活の基礎となるものであり、厳しい食事制限をしているときでもとるべきものであることを覚えておきましょう。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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