こんにちは!たまです!(https://twitter.com/hihi334455)
「アンガーマネジメント」って聞いたことありますか?誰もが持っている「怒り」という感情をコントロールする方法のことです。
私は過去に担任をしたクラスで怒りの感情に任せてしまい、生徒との関係が悪くなってしまった経験があります。
この記事を読むと…
子育ての中で「怒り」に任せて行動したことで後悔や失敗をした経験があるパパママが、「アンガーマネジメント」の実践方法を知ると、子育ての後悔や失敗が減り、家族が幸せになります(*^^*)
子育てをしているパパさんやママさんは、怒りに任せて叱ってしまって「失敗したなぁ」と思った経験や後悔したという経験があるのではないでしょうか。
そうしたことが起こらないようにするために、一緒に「アンガーマネジメント」を学び、子育ての後悔や失敗を減らしていきましょう(*^^*)
今回は日本アンガーマネジメント協会代表理事の安藤俊介さんの書かれた、『[図解]アンガーマネジメント超入門「怒り」が消える心のトレーニング』を使って勉強していきます!
第1章から第4章までかなりのボリュームで「アンガーマネジメント」についてまとめられている素晴らしい本でしたが、今回は特に子どもと関わるときに大切だなぁと感じた「第4章上手な怒り方7つのルール」についてご紹介します!
他の章にも人生を良くしていけそうな有益な情報が書かれていましたので、「アンガーマネジメント」をもっと学びたいという方は、ぜひ本書を読んでみてください!

「アンガーマネジメント」の実践方法(結論)
上手な怒り方7つのルール
怒ることはタブーではない
怒ることはタブーではありません。自分という存在が否定されたり、傷つけられそうになったりしたときに、自分を守るために発生する自然な感情です。必要なときには怒ることも大切です。
怒る時に大切なことは上手に怒ることです。上手な怒り方とは「自分のリクエストを相手に伝えること」です。

子どもに怒りを覚える場面で、子どもに伝えたいことは何でしょうか?「私は怒っている」という事実ではないですよね。「危ないことはやってはいけない」とか「自分勝手にしてはいけない」といった親としてのメッセージだと思います。
こうしたメッセージが伝わることを一番に考えて行動するということです。それが「自分のリクエストを相手に伝えること」です。とはいっても、親の想いはなかなか伝わりませんよね(;^_^A
だからこそ、上手な怒り方を実践してしっかり子どもにリクエストが伝わるようにしていきましょう。

その1…リクエストを明確に伝える
ついつい怒りをぶつけてしまう時には、「怒り」の奥にある本当の感情に気づいていない場合が多いです。子どもを怒ってしまう場合、その怒りの奥には子どもを心配する親心があるはずです。この親心が本当の感情です。
この本当の感情を、リクエストとしてシンプルに、明確に伝えることでお互いが嫌な気持ちにならずに済みます。
また、怒ってはいけないこともあります。それは性格・能力・人格を怒ることです。怒っていいのは事実・行動・結果です。

その2…「私」を主語にして伝える
怒りを上手に伝えるには、自分と相手の両方を尊重しながら、具体的なリクエストを伝えるとよいです。
自分と相手の量右方を尊重するためには、「アイ(I=私)メッセージ」が有効です。「私」を主語にして伝える方法です。
相手の行動に注目するのでなく、「私」の問題(気持ち)について言っているので、相手は受け取りやすくなります。

その3…怒りを感じたらその場で伝える
私もついつい言ってしまうのですが、「前もそうだったよね」や「何回も言ってるよね」と過去の話をしてしまうことがありませんか?しかし、怒られている方が過去の話と現在の話を繋げて考えているとは限りませんよね。怒りを感じたらその場で伝えましょう。

その4…程度言葉で伝えず正確に表現する
「ちゃんと」「しっかり」「きちんと」などの程度言葉を怒る時に使うのはNGです。自分と相手の基準が違い、誤解を招く恐れがあるからです。程度言葉を使わずに6W3H(いつ、どこで、誰が、誰に、何を、なぜ、どのように、どれだけ、いくらで)で具体的に伝えましょう。

その5…原因ではなく今後の対策を聞く
「なぜ失敗したの?」と聞かれたら、ドキッとしませんか?「なぜ」には相手を責めるニュアンスが含まれるからです。そんなときには、過去の失敗した原因を明確にするのではなく、「どうすればできるか」という未来についての話をしましょう。
そうすることで子どもは「次はそんな風にすればいいんだ」と自分で失敗を減らす努力をすることができます。
その子にあった言い方があるはずですので、根気強く「子どもが望ましい行動をとる言い方」を探しましょう!頑張りましょうね(*^^*)

その6…ゆっくりと低い声で話す
怒る目的は「相手に行動を変えてほしい」時ですので、自分の思いが伝わらなくては意味がありません。ゆっくりと低い声で話すと、話に説得力が生まれます。自分が興奮していると感じたら、いつもよりもゆっくりと、トーンを落として伝えてみましょう。この時、ゆったりとした動作とにこやかな表情を作ることができればなおよいでしょう。

その7…ルールを一貫させる
怒る場面の感情に任せて怒ってはいませんか?一つのことを注意していると、イライラしてきて、別のことも怒ってしまうという経験はありませんか?私はあります(;^_^A
怒る場面(ルール)がぶれてしまうと、相手はあなたが怒る基準がわからなくなってしまいます。一つの方針を決め、その方針を共通認識としてもっておくといいでしょう。

まとめ
今回は「子育てが楽になる!?「アンガーマネジメント」を学ぼう」と題して、日本アンガーマネジメント協会代表理事の安藤俊介さんの『[図解]アンガーマネジメント超入門「怒り」が消える心のトレーニング』と子育てについて書いてきました。
上手な怒り方は7つあり、
その1…リクエストを明確に伝える
その2…「私」を主語にして伝える
その3…怒りを感じたらその場で伝える
その4…程度言葉で伝えず正確に表現する
その5…原因ではなく今後の対策を聞く
その6…ゆっくりと低い声で話す
その7…ルールを一貫させる
できれば怒りたくないというのは誰でも思うことだと思います。「怒るのは子を想うからこそ」ですが、その「怒り」との付き合い方一つで子育てが楽になるとしたら、試してみる価値はあると思います。
この記事を読んで、アンガーマネジメントを深く知りたいと思われた方は、ぜひ『[図解]アンガーマネジメント超入門「怒り」が消える心のトレーニング』をお手に取って読んでみてください。
また「相手に自分の考えを伝える」という意味では『バナナの魅力を100文字で伝えてください 誰でも身につく36の伝わる法則』という本も勉強になるなと思いました。こちらも気になる方はぜひ読んでみてください。
では!

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